8月29日 一応ここはおジャ魔女中心のイラストサイトです。 …でもいつまで続くだろうこの話


■次プレイするゲームは懐かしや、リトルプリンセス。
DSのマール王国をずいぶん前にクリアしていたので、ようやくこっちに手をつけることにしました。
もちろん日本一さんにたのんで、PS2でもフリーズしないディスクに交換済みさ!!!
プレステのマール王国は、戦闘シーンがなんかめんどかったりで、当時はクリアせず売ってしまったのでした…。
いやー、物語的に続編にあたるゲームはファンだと楽しいですね、1の時のキャラや場所がこうなってるのかーと
懐かしんだり、驚いたり、ただこういう刺激が感じられるのは 『2』までですね、3作以上もずーっとダラダラ続くと、
さすがにマンネリ化します。 でも、だからこそ逆に長年愛され続けるキャラクターは凄いですよね。
(ゲームキャラの場合、ゲームの質も落ちてなければ言うことナシですが…。)

■超看護婦を手に入れた。
えー、とあるスジから、とらのあなで出ていた琴音ちゃんを無事購入、ゲットしていました。
なんかコミケでは色々あったそうで… えっとね、だから少々アレなので、この辺のレビューサイトさんを見てくだされ。
http://cattleya.konjiki.jp/hobby2/2009/08/17x/17x2.html
これは…いいものだ…。メカナース:ナナちゃんや、ララと並べてニヤニヤしながら執筆する私。 うん、気色悪い。

さーてと、
今回は7,8話一気に載せます。いよいよ敵を倒しに虹の島へ乗り込むのですが…
8話ではすぐにダークマター戦には入らず、少しさかのぼります。回想シーンですね。

■『モモとカービィ』 第8話


  

■夢の泉〜ハルバード事件の真相

メタナイトは静かに語る。 
自分もモモと同じく記憶を失っていたこと、そのせいで、
生まれつき使える闇の力に飲まれかけていた事。
そして、モモの夢の力を受けたショックで完全に自我を取り戻せたこと…。

だからこそメタナイトはモモに忠告する。
ダークマターは倒さねばならないが、モモ自身が憎しみにとらわれてはいけないと
元を正せば、夢も悪夢も もとは同じ流れにあるもの、モモだってかつての自分のように成り得るかもしれないのです。
ですがそんなメタナイトに、モモは不安を漏らします。
夢も悪夢ももとは同じものだったなら、なぜ戦わなくちゃいけないのか?
光と闇は常に相容れず争いあうしかないのか?

メタナイトはただ一言、この戦いの中で自ずから答えを出すだろう…と、告げます。
そして、次の戦いに備えてかただ疲れただけか、のんびり爆睡し続けるカービィを少しは見習うといい。
そんなアドバイスをします。 それをきいて、モモは少し心に余裕が出来るのを感じたのでした。
カービィののん気な寝顔を見て…

メタナイトは旅を続けねばならないと言います。
どうしても見つけなくてはならない、かつて自分が持っていた『宝剣』を探すために。
今後のためにも一刻も早く…。
その代わり、自分の部下たちを協力させようと言い、今回の敵の真意を話したのでした。

カービィが目覚めた頃、メタナイトはもういませんでした。
みつめるのは優しげなモモの笑顔。
『よし!しっかり元気を蓄えて、みんなで今度こそ敵を倒しちゃおう!!』
そう意気込むモモにカービィは 「まかせて!」 と微笑むのでした。
つづく



■『モモとカービィ』 第7話


■集う仲間たち
次の日、打倒ダークマターと旅立つモモとカービィ
それにリック・カイン・クーの3匹のお供。

3匹の・・・お供・・・??

モモはその状況にあるデジャヴを感じる
どうも昔、自分にも3匹の仲間がいたような・・・でも、影しか思い出せない上に
なぜか2パターンの3匹がうつるのだ。これはどういうこと???

と、いけない、いけない! 今は昨日メタナイトが言ったように、ダークマターを止めなくては

いち早くダークマターの気配に気付いていたメタナイトは、
デデデの身体を乗っ取った犯人:ダークマターの目的と行き先をモモたちに告げた。
プププランドはるか上空にある浮き島、虹の島々。
そこには永遠の虹がかかり、プププランドを照らす光として、また加護の光として機能している。
また言い伝えには『虹の剣』と呼ばれる宝が眠っているらしいという噂も…

ダークマターは暗黒の存在、光あふれるこの星では身体がなじむまで満足に動けない
(それでもモモとカービィが歯が立たない強さ)
その間の器としてデデデに乗り移ったわけだが、奴の狙いはその『虹の剣』。
今は洗脳したデデデの家来たちに捜索させているが、自分の身体が自由になり次第、
自らも剣探しに乗り出すつもりだと言う。

ダークマターはその自ら持つ邪剣と、対の力を持つ虹の剣、両方を手中に収め、
メタナイトの探している『宝剣』以上のパワーを手にいれ、この世界を破壊するつもりなのだ。

タイムリミットは奴が実体化する時 それまでに虹の剣をこちらが手に入れれば対抗できるだろう・・・というのがメタナイトの見解である。


■メタナイツ
メタナイトの部下であり側近、メタナイツ達。
かつてハルバード事件でモモとカービィは敵対していた相手だったが、
色々あり今は少なくとも敵ではない。
宝剣探しを優先するメタナイトは、メイスナイト・アックスナイトに今回の件を託す
そしてまず用意したのがメタナイツ特性の特大大砲だった。
虹の島々ははるか上空にあり、ふつうに飛んで楽に行ける場所ではない
しかもダークマターはカービィたちの愛用しているワープスターをはじめ、
プププランドにあるすべてのスターを虹の島まで運び、カービィたちの邪魔が入らないようにしていたのだった。
そこでこの巨大大砲で虹の島を目指すことになったのだ。
合流するメタナイツとカービィたち、1度刃を交えた相手同士、共通の敵に立ち向かうには心強い仲間だった。
・・・なんだか妙な気を起こしているものが約一名いたが。

大砲を前にぽつり ありがとう とつぶやくモモ
実は昨日のダークマターとの戦いの後、目覚めたモモはメタナイトとある会話を
かわしていたのだった・・・

(つづく)

・ハルバード事件
星のカービィSDXで、メタナイトは戦艦ハルバードによるプププランド征服をもくろむ
実際はカービィの活躍により戦艦が飛び立った数時間後には艦も完全破壊され、
プププランドには被害も出ることなく済む。
今回はこの話の後ということになり少々アレンジも加えている、それは後ほど。

8月26日 

■『モモとカービィ』第6話



■再び迫る闇
変わらずプププランドは平和が続いていた。
多少の事件はあったが、カービィとモモのコンビにより大事になることもなく解決、
2人の活躍はおなじみの姿となっていた。

今日はデデデが考案・特設した巨大遊具で、 ピンボールでみんな遊んでいた。
跳ね回るのが大好きなカービィは、コピー能力:ボールでピンボール内を楽しく跳ね回っている
随所に仕掛けられた愉快な仕掛けがさらにカービィを楽しませてくれる。
それは操作する側のモモも同じようで、デデデの遊び心あふれる仕掛けとスコア稼ぎに
夢中になって遊んでいた。

『うんうん、喜んでくれたようで何よりだわい』
デデデも満足そうだった。

そんな時、突如謎の落雷がデデデを直撃

『ほげぇえええええ!?』

その瞬間ぶわっと闇の力があふれ出したことに気付くモモとカービィ
ピンボールに夢中で落雷にひそむ闇に気付けなかったなんて、迂闊だったわ! と
瞬時にモモはコピー能力:ソードで剣士にチェンジ
カービィはコピー能力:ファイターで臨戦態勢に入る。

『・・・。』
突如闇の力に取り付かれたデデデはもう意識はないようで、
闇の力のいい器として扱われていた。
デデデを心配する家来たちは念のため離れさせる。
とにかく、被害が大きくなる前に何とかしないと、
モモとカービィは、闇をデデデから追い出そうと立ち向かう。

しかしその闇の力は大きかった。
夢の力あふれるこの地では充分に闇は力を発揮できないはずで、
デデデという身体に入らなければおそらくあの闇もまともに動けないはずだ。
それでもモモとカービィにとって圧倒的なパワーで2人は手も足もでない。
なんとかするどころじゃない、2人はついには倒れてしまう。

ダークデデデの邪眼から放たれた悪の波動は、デデデの家来たちを悪に染めていく
『・・・今はまだ時期ではない、まず狙うは…虹。・・・いくぞ』
闇の声がそれだけ言うと、デデデの家来たちもともに空へと消えていった…

悔しさの中で自分を呼ぶ声がする…
ハッと意識を取り戻すモモの前には・・・
『起きろ、ミンキーモモ。お前に話がある。』

かつて敵だったメタナイトが目の前にいた。

(つづく)


8月22日 
ゲーム、ヌガセル!をクリア。 
2週目引継ぎはあまりに強力になりすぎていて戦闘が楽しめなさそう。
別のゲームを終えたら、また初めからやろうかな、今回はピヨEDだったけど、ムラサキとも仲良くなりたい。
実はクレットEDもみたけど、複雑やねぇ。


■『モモとカービィ』 第5話



■ぞくぞく出来る、お友達!

すっかり仲良くなったモモとカービィは、一緒の生活を楽しんでいた。
グルメレースではデデデをも圧倒し、優勝を飾る。
そんなある日・・・

普段の森は、新鮮な果実やキノコの採取にもってこいだが、
嵐が去った後の森もまた、普段では取れない高さのものが落ちていたり、
頑丈な木の実や様々な材につかえるものがあったりする。
自然豊かなここでは、そうした自然の恵みも大事にされていた。
当然、モモとカービィも森へ来ていた。

と、そこへ目の前に現れたのはハムスターだった。
どうやら旅の途中で昨晩嵐になることを知らなかったらしい、
体中は大怪我をしていた。
そこでモモとカービィは傷薬やマキシムトマトをわけて介抱したのだった。
このハムスター、名をリックといい、たちまちみんな仲良しになった。

また、あるときは森の主であるフクロウのクーが助けを求めてきたこともあった。
なんと小鳥がまだいる巣が危険な状態にあるらしい
空と地面、両方から助けがいるということで、モモとカービィは出発する。
かくして小鳥は無事保護され、クーとも信頼で結ばれるのだった。

そしてモモがプププランドに来て初めての冬
その日は一段と冷え込み、湖の水さえ凍っていた・・・のだが、
なんとそのなかで氷付けのマンボウを発見
ただちにみんな火系のコピー能力で救助活動に。

本来のミンキーモモは大人姿+何かの職業のプロになれるのだが、
カービィのヘルパーとして実体化した、もともと精神のみの存在のモモには
そんな魔法はない、代わりにカービィからコピー能力をもらうことにより、
例えば、今回はファイヤーの能力なら火炎放射器を装備した姿になれるのだった。

カービィとの絆も深まった証拠なのか、モモのコピー能力も強力になってきた。
こうして、ちょっとおとぼけた3人目の友達、カインが加わったのだった。
(星のカービィ2より)

モモの生活は順調だった。

つづく。

8月21日 なんか完結するのに9月いっぱいまでかかる気がしてきた・・・

・前回までのあらすじ
この物語を考えていて、FC版カービィをプレイしたくなった私は、ネオファミで起動させてプレイした。
ところが!! 背景が表示されず真っ白なのであった。軽くショック。定番である端子部のクリーニングもしたがダメだった。
ゲーム自体はふつうに出来るのだがやはり寂しいのであった。

■『モモとカービィ』第4話



モモがスターロッドの力により、夢の力にあふれその姿を取り戻したのも束の間
ロッドが完全復活し、夢の泉が再び蘇るこの瞬間をねらっていた、
ナイトメア・ウィザードがプププランドに急接近する!

カービィのコピー能力は『スターロッド』に変化し
同時にモモにもスターロッドの力が宿る。

『どうやら、その様子だと、もう近づいているようだな…』
息を呑むデデデ。 だが、モモは
『だいじょうぶ!! 私はミンキーモモだもの!そして同じく夢と星の力のかたまりになった
カービィとなら、どんな悪者だってノックダウン間違いなしってね!』

そういって、カービィとともにはるか上空へと飛んでいった。

最初に2人が目にしたのは星のマークがちりばめられた球体だった。
きらきらの星のカービィに反してあの闇のカタマリのような球体の黒い星は不吉な力を放っているようだった。

『ふふふ…誰かしら邪魔にはくるだろうとは思っていたよ。
まずは小手調べだ 私を包むこの悪夢を相手にどこまでもつかな?』

その禍々しい声でハッキリとカービィとモモは理解した
こいつがナイトメア・ウィザードだ。

2人はスターロッドの力を最大に引き上げ、遊んでる暇は無いというように 一閃。
スターロッドの星の斬撃は簡単に球状の悪夢を切り裂いた。

『ぬっ…! こ、これは!!!』

姿を現したナイトメアが驚き、散り散りになった悪夢の切れ端をつかんで見る。
『間違いない…スターロッドの力だ、だが、なぜだ!? 
なぜ、分断されたわけでもなく本物のスターロッドが2本存在しているんだ!!!』

『それはね…この星に住むカービィだけじゃない、私も悪夢に負けたくないからよ!!!』
モモのその叫びとともに、激しい攻防戦が繰り広げられた。
モモの力も加わりパワーアップしたロッドの力と2体1、勝負は優勢かに見えたが
スターロッドの力でも、暗黒のマントだけはその光を無効化してしまうのだ。
思うようにダメージを与えられず苦戦するモモとカービィ
時折 余裕の表情も見せるナイトメア

『だったら、ロッドの力じゃなく、私の力をヤツにぶつけてやるわ!!!!』
モモのロッドが黄色い星の輝きから、夢の力のピンク色に輝きが変わる
『えぇーーーーいっ!!!!!』
マントに身を包み、余裕で突進攻撃を仕掛けていたナイトメアに直撃
瞬間、 ナイトメアは体の自由を奪われる。

『なっ、な、なんだこの力は…夢…だと?
馬鹿なっ 今は泉も枯れ、あの星には夢を見るものはいないはず…
いや!それ以上にこの力の根源はこの世界のものじゃないッッ!!!!』

『カービィ、今よ!最大限の星の力をお見舞いしちゃえーっ!!!』
カービィがそれに応えるようにロッドを構える
すでに星の力は最大に溜められていた。

『ウッ・・・グウウウウ!!! 貴様が!貴様さえいなければ!!! 貴様はいったい…
いったい何なんだぁああああああああああ!!!!!!!!』

星の光に貫かれたナイトメアが最後に叫ぶ。

『私は…ミンキーモモ。それしか・・・私にもわからないわ』
言い終わる前か後か ナイトメア・ウィザードは跡形も無く消滅した。

■戦いが終わって

本来のカービィの世界の話、夢の泉の物語はこうして変化を得て終わりを告げた
本来のゲームのようにカービィ1人で戦っていても同じように悪夢には勝てたのか?
それはもう、誰にもわからない。
この世界はすでに変わってしまったのだから、『モモ』の登場によって。

確かなことは、この件でデデデも改心していたのだと皆が知ったこと、
本人は たまたま気まぐれじゃい! とむすっとしていたが、
そして、再びスターロッドは本来の夢の泉に戻され、毎夜この星の住人に夢を与えている。

・・・。

モモには気がかりなことがあった。
いつしか変わらずに受け継がれ続けた 『名前』と『姿』、そして『夢の力』だけが混ざり合い
命をもち、精神のみの存在となっていたモモ。
姿を手に入れたときは気にもしていなかったが、ミンキーモモとは本来なんなのだろう?
ナイトメアと戦った宇宙空間では、なにか懐かしい感じがした。故郷のような・・・
そして、直感的に 『また、悪夢と夢が戦うなんて…』と想っていた、
『また』? 以前にもそんなことがあったんだろうか、
この姿と名前を受け継いだはるか昔の少女にも…

今の特殊な存在となったモモには、わからないことが多すぎた
いったい、これからどうすればいいんだろう…

くいっ、くいっ

ん?スカートのすそを引っ張る何か…
悶々と自問自答を繰り返していたモモは ハッと我に返る
『・・・カービィ・・・』

カービィは一緒に食べよう と大きなリンゴを持ってきた。
きっとウィスピーウッズのおすそ分けだろう。
カービィの笑顔を見ていると、無条件で幸せな気持ちになってくる。

−ありがとう!カービィ!−

モモはカービィをぎゅっと抱っこする。
今はいい、このままでいい、いつか思い出せるときが来たらでいい
ただ今はこの世界で出来た友達と一緒に暮らしたい

『ねぇ、カービィ! 私、ここに住んでもいいかな?』

(夢の泉の物語編:END)


これからもネタが盛りだくさんあるんで、まだまだ続きます。
一体なんのサイトなんだここは。



8月19日  この話を書き始めてから、未プレイだった『夢の泉の物語』のゲームを購入、300円。

異世界からのモモの介入により、夢の泉の物語ではまだ得ていなかったヘルパー能力を手に入れるカービィ
そしてヘルパーとして仮の姿を手に入れたモモは、同じ 『悪夢を倒す』と言う目的で旅を共にする。

■『モモとカービィ』第3話

■和解
カービィはたった1人で立ち向かってくるとばかり思っていた敵たちは
様々なコピー能力を持つ敵に変化する謎の味方 ヘルパー:モモの存在もあり
大苦戦を強いられ、次々とボスは倒されていく。

そして最後のスターロッドを持つデデデ、その本人と直接対峙する。

『ロッドを通してわかってるの!ナイトメアのことも、あなたの本当の目的も!
だから、ロッドを返して! 私たちなら何とかできるかもしれないの!!』
必死のモモの説得も
『なぁにを! 我が家来の姿に化けてカービィとともに敵対する曲者め!!
第一、ナイトメアを知っていることは驚きだが、あの謎の暗黒にお前らが敵うものか!
こうして奴の狙いを封じる以外、道はないのだ!!!』
と、聞き入れる様子もなく巨大なハンマーを取り出し、襲い掛かってきた。

『あ〜ん、もう。本当にわからずやなんだから〜』
ハンマー攻撃にあちこち瓦礫が飛び交う 逃げ惑うモモ
ちらっとカービィに目をやると、デデデの大ジャンプ攻撃をさけつつ、仕方ないね と
いった具合に困り顔で手を横に上げ 顔?をフルフルさせる。
『まずはおとなしくなってもらうしか!!!』
モモもカービィも攻撃態勢に入った。

カービィのコピー・ビームと、モモの現在の姿:ポピーJr・ボムの能力は相性がよく
モモが次々と放り投げる爆弾に、カービィがビームで上手いタイミングで誘爆させる。
デデデがフン、と軽く避けたところに本命の爆弾があり、気付いたときには爆発がおこる。
反撃の隙や余裕すら与えない連携プレーにデデデも翻弄される。
デデデの猛攻ぶりも凄まじかったが、やはり勝利はカービィたちに訪れた。

ただの食っちゃ寝ヤローじゃない…前以上にカービィは強くなっている
そしてモモという味方、こいつとカービィのコンビならば、もしかしたら…

『さ、起きれる? まずは一緒にランチにしましょーね!』
モモの声に驚き目を覚ますデデデ。
さっきまで争っていた仲だというのに、そんなの無かったかのようにレジャーシートが。
そしてカービィはいそいそとランチバスケットを広げている。

『別に邪魔しに来たわけじゃないのよ、悪夢をどうにかしたいって気持ちは同じ、
でもまずは、お腹すいたしご飯を食べなきゃ!腹が減っては仲直り難しのごとく!』

『まさか…今まで倒してきた家来にもこのように?』
『もちのろんろん、一緒にご飯食べたわ。 あ、でもメタナイトって人だけは何も言わずどっか行ったわ』
『・・・。フム・・・、さっきはすまなかった。お前たちの話を聞こう、モモとやら』


■そして取り戻したもの
『では…自分の名と姿、夢が存在に関わっていること。それ以外の記憶を失っているのか。
精神だけの存在で生き延びて…そこにこの夢の泉のスターロッド…
これに導かれ、力を使えるのはそういうことか』

デデデが納得したようにモモの説明を繰り返した。

『そう、私が本当の姿を取り戻した上で、カービィと一緒にスターロッドの力を使えば、
闇の力も追い払えるくらいパワーが出せると思うんだけど』
うんうん、とカービィもうなずく。

『では、ロッドを元に戻せば、本来のロッドの力によりモモは姿を取り戻す。
と、同時にナイトメアに対抗できる力が得られるんだな?
しかし、ロッドが元に戻れば、夢の泉もまた活動を始める、そうすれば、やつはすぐに』

『だ〜いじょうぶ! 夢は絶対に守ってみせるから!私はモモだもの!出来るわ!』

この自信はどこから来るのか、しかしこれなら任せられる。 そう予感した。

『では、受け取れ、最後のスターロッドの分身だ。』
『わっ!ありがとう!!!』
そう言った瞬間、ロッドとモモが光に包まれ…

『ぃやったーい!!大成功だわ!! 私はミンキー・モモ。何千年ぶりなんだろう、この姿!!!』

光が消え行く前から元気のいい少女の声。
カービィは嬉しそうにポヨポヨと弾んでいる。
なんと、モモとはこんなちいさな少女だったのか、デデデは驚きとともに
最近若い女の子と話したことなんて無いから、なんか緊張してきたぞぃ…
と、若干ペースを崩された気分になった。
(続く)


注)モモのデザインは、私のパラレルワールドが舞台ということで、おジャ魔女同様にデザインも私が勝手に変えています。
本来のミンキーモモのファンは何をするんだ!と想われるかもしれませんが、あくまで私個人のサイト内のお話ですのでご容赦を。



8月18日 そういえば最初に趣味で絵を書き始めた時に描いていたのは、カービィのキャラだったなぁ。


では、引き続きクロスオーバー物語です。

■『モモとカービィ』 第2話

■新たなる能力


『な、なんだその能力はぁ!?』

第1のボス、ウィスピーウッズが慌てふためいた声で叫んだ。
目の前にいる敵は傘をさしている。
そう、ただの傘、パラソル、それなのに。

落とすリンゴ弾はことごとく弾かれ、たまに美味しく頂かれられる。
そしてこの傘はおよそ傘とは思えないほどの攻撃力をもって自分を追い詰めていく。
『これがコピー能力、パラソルだ!!!』
カービィがパラソルを構えて突進しながら叫んだ。
『そ、そんな話 きいてないぞおぉおぉおおお〜〜!!』

どかぁああ〜ん!!!!

派手な爆発音とともに、ウィスピーウッズは力尽きる。
『あ、あぁ…デデデ大王さま、ごめんなさい・・・。』
飛び散る星のかけらと煙、その中から一際光るものがあった。

7つに分けられたスターロッドの分身の1つだった。

カービィはスターロッドを片手にお得意のダンスを踊る。
3人に分身して踊って見えるのはスターロッドの力だろうか、
7つに力が分けられても、その力は計り知れないようだ。

そのとき、不思議な光が空から舞い降りた。
『ね、ねぇ、ここは夢の力がまだ残っている世界なの!?』

光から少女の声が聞こえてくる。
最初は警戒していたカービィだったが、どうやら敵ではなさそうだった。
見たことのない光の生き物、この星のものではない、それに酷くあわてている。
どう考えてもデデデと関係あるとは思えなかった。

カービィは声に応えようとしたが、いまいち伝わらないようだった。
カービィは元々あまり言葉を発さない、全体の様子や身振り手振りで大体のことはわかるし
この星の住人ならば、カービィの意思は自ずと相手に伝わるはずなのだが・・・

『あ!それそれ、そのステッキちょっと貸して!』

彼女?は必死の様子でスターロッドに食いついた。

『このステッキ…すごい夢の力を秘めてる、私は夢の力がないといずれ消えてしまう。
私はやっぱり生きていたい、 お願い! 力を貸して!!!』
呼応するようにスターロッドが輝きだした。

よくわからないけど、敵ではないと判断したカービィは快くロッドを差し出した。

こうして彼女の光はスターロッドに吸い込まれていく…

そこで、彼女はこの世界で何が起こっているのか理解した。
自分(スターロッド)は何なのか、なぜ7つにわかれているのか、
そして、デデデは悪戯のためにこの事件を起こしたわけではないことも、
デデデは事前に予知していたのだ。
夢の泉を支配下において悪夢の泉にし、この星のすべてを闇に飲み込もうとしている存在
ナイトメア・ウィザードが近づいていることを。
コイツにはおそらく…自分を倒したカービィも歯が立たない、
そう判断したデデデは、夢の泉を封印することでナイトメア・ウィザードの目的そのものをなくしてしまおうと、
苦肉の策で今回の事件を起こしたのだった。

『・・・そんな、この世界でも夢と悪夢が戦っているなんて…』

彼女は以前にもそんなことがあったのか、深くため息をついた。
と、同時に、このロッドの力に気付き、何かを決意したようだった。

『えぇっと・・・、あなたは、カービィね』
カービィは名乗ってもいないのになぜ? と首?をかしげる。

『ロッドを通してわかったのよ、カービィ、プププランドの異変も、大体わかったわ! そして、本当の敵もね』
え、本当の敵? デデデ大王じゃないの? そんな表情のカービィ。
『うん、違うの。それでね、私も戦いたい!一緒に!!! 夢を守りましょう!!!
私は昔に姿を失っちゃって、今のままじゃ力になれないけど、
このロッドの力であなたのコピー能力を媒介にして、私は仮の姿で実体化できるわ!』

ふむふむとうなずくカービィ、

『今のコピー能力、パラソルでしょ?それを持っていた敵を思い浮かべて、
あとはロッドの力を信じて、コピーを開放するように念じてみて!』

そのとおりにすると、カービィの体から光が走りはじめた
やがて光は渦を巻き、星の光になって何かを形作っていく、
それは、元々パラソルを持っていた敵、ワドルディの姿だった。

『やったー!うまく行ったわ!! これで私も手助けできる。
これはヘルパー能力って名づけましょ! 私の名前はモモ、これからよろしくね!!』

うん! と大きくうなずくカービィ、笑顔で握手もしてすっかり仲良し。
『敵と握手してるみたいで、なんか変な感じだね』
と、モモにもカービィの意思が伝わるようになったようだ。
『あ、でもねぇ、本当はもっと可愛い女の子の姿なんだから!これからおいおい話していくわね、
あ・・・なんか今までので凄い力つかったみたい、お腹すいちゃった・・・』
へへへ、僕もお腹すいちゃった、と言わんばかりにお弁当を取り出すカービィ、そっとおむすびをモモに差し出す。

『いいの? ありがとう! 食べながら聞かせてあげるわ、私の事』

こうして、謎の少女・モモの乱入により、カービィの旅も変化を始めていくのだった。
(続く)

注)ヘルパー能力とはそもそもSFC『星のカービィスーパーデラックス』にて、
カービィが敵を吸い込みコピーした能力を、自分の味方:ヘルパーとして外へ出す能力、
コピーした(吸い込んだ)敵と同じ姿をした味方で、二人同時プレイなら2P側がそのヘルパーを操作できる。
モデルになった夢の泉の物語のゲームではまだそのシステムは無い。



8月17日 ミンキーモモだって幸福になる権利がある!!

ライダー対大ショッカーは面白かった! アレは最高のお祭り映画だ!! 

フームム…、いくら調べても、ミンキーモモは本当に報われない不遇の終わりを迎えている。
死んだり、存在そのものが消えたり、しかもそれが全然報われてない! 『命と引き換えに平和を』とかではなく、
本当にただ死んだり、消えてしまって終わりなのだ!!!! かわいそう過ぎるよ!!
あのデザインやキャラは、今の魔法少女物にも様々な影響を与えているというのにッ…
ならば! 自己満足でもいい!! 私のパラレルワールドの中で、モモを救おう! 独りよがりでも構わない!!
これはもう自分が満足するための企画にすぎんのだから!!!

というわけで、これから何回かに分けて、新たなクロスオーバー話を書き綴っていきます。
ネタが本当にわかる人にしかわからないという物ですが… 以下、ストーリー開始です。
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『モモとカービィ』第1話
■プロローグ
星の数ほどの異世界が存在し、異世界間の交流が盛んな世界同士もあれば、
自分たちの住む世界以外に世界があることすら知らない世界もある。
そんなこの世の中で、
ここ、幻熱燈館は、どこかの世界に建っているのか、
はたまた世界のハザマにあるのか誰も知らない不思議な館。

しかし、ひとつ確かなのは、異世界を渡り歩く旅人たちの憩いの場となっていること。
とある人は初めからこの館を訪れるのが目的で、
またある人は偶然、世界の扉がここへ通じてしまったりと、
理由は様々だけど、ここの主人は気前よく旅人たちを泊めていってくれる。
宿代は、異世界の珍しい話をきかせてあげること。
なぁに、自分の故郷の話でも構わないんだ、ここの主人にとっては異世界の見たこともない場所の珍しい話に違いないんだからね、
喜んで聞いてくれるよ。


さて、そんなこの館には、おのずと常連も出来てくる。
異世界を旅して旅行記を書いている、おんぷとももこのコンビが有名だ。
だが、今回のお客はこの2人ではなく、ちょっと特別な訪問者らしい。

主人の前にはおんぷとももこ、そして新顔の2人 いや1人と1匹か?が座っている。
『まぁ、まずはお茶でも飲んで、ココまでの道中大変だったでしょ?』
『はい、ありがとうございます。でも、このこと一緒だったから、大丈夫でした』
そう、といって主人は穏やかに微笑む。 部屋の置くからゴシックロリィタ服の『彼女』がお茶を運んでくると、
部屋は一気にパーティ会場のように明るくなった。

『うわぁ〜、今回のお茶菓子、ケーキ、やっぱり美味しそう!!』
『ねぇ、私たちも食べていいんだよね?ね?』
と、おんもも二人がはしゃぎだすと、今回のゲストたちも緊張がとれたように微笑んだ。
『ふふ、それじゃあ、ゆっくりでいいわ。聞かせてくれる?あなた達のこと』
この美術館(サイト)の管理人も勤める、館の主人、トゥルーは言った。



■その名だけが永遠に

ここは宇宙? それとも世界のはざま?
漂うその何かは、ココがどこかもわからずにいた。

昔、ある使命を帯びて、少女は生きていた。
そして使命を果たせず、力尽きた。
それでもその名と使命は代々受け継がれ、その度に新たな少女が遣わされた。
新たな少女というのも少し違っているかもしれない。
みんな、みんな同じ名前と姿と使命を与えられてきたのだから。
そして、使命を果たせたものは いなかった。

いつかしかその名前と姿と使命は命を宿し、受け継ぐ者がいなくなった今は
精神のみの生きる存在となり、ただただ漂い続けていた。何年も何千年も…

しかし、ある時のこと、懐かしい香りを感じた。
ずっと死に等しいほど機能していなかった様々な感覚が蘇るほどに懐かしい。
これは…夢の香り? まだ、私は未練があるの…? もう昔に答えは出したというのに−
でも永遠に思える孤独に灯った、ただひとつの希望に思えた。

よし、行ってみよう。

その精神の光はとある惑星へと降りていった
その星の名はポップスター。
夢のあふるる、星だった。


■夢の泉の物語


ポップスターにあるプププランド。
ここではとある異変が起きていた。

この星の住人たちに、夜見る夢を与える無限の泉がある。
しかし、ある夜を境に誰も夢を見ることが出来なくなってしまった。
この星の住人は、夢を見なくては元気に生きていくことが出来ない。
夢のカタマリのようなこの星の住人は、夢も食べ物と同じエネルギー源なのだ。

これは夢の泉に異変が起きたに違いない と皆が噂する中、
かつてこのプププランドの食べ物を全て盗み出すという大事件を起こした張本人である、
あのデデデ大王が、再び集まった家来とともに夢の泉を襲ったことがわかった。

デデデ大王は夢の泉を司るスターロッドを7つにわけてしまい、
それぞれを家来たちに管理させてしまったのだ。
それをきいて立ち上がった若者がいた。
かつての食物大盗難事件を解決し、デデデをこらしめた若者。
丸いピンクの星の子、カービィであった。 (ファミコン、星のカービィより)

旅立つカービィのはるか上空には、謎の光がこの星へ向かってきていた…。
(続く)




8月5日

実はサイトを立ち上げたのが7月なので、8月を迎えると当サイトは1歳、歳をとります。
ってなわけで、最近はダラダラながらも3周年突破ァー!! 
どうぞこれからも宜しくお願いします。 そしてたまたま最近立ち寄られた方も、気に入っていただけたら宜しくー

■仕事の休憩中にラクガキしてたら想いの他よくできたんで、ついでにモノクロながらも仕上げてみたローゼン絵
まぁ、あくまでラクガキで書いたんで、細部はなんか違ってマース。


■語りたかったこと云々
けいおん! 私は金が無いのとブルーレイ再生できる環境に無いので、泣く泣くDVDを選択
しかしDVDの画質が『最悪!』なんてわけはないし、話やキャラの個性に惚れたので、この画質で話の内容が変わるわけではないので
別に不自由もしてないんですよね、そりゃあブルーレイの画面みたら『すげえ!綺麗!』って思うんだろうけど、まぁそれはそれ。
何年かしたらブルーレイ用の機材に買い換えざるを得ない日もくるんでしょうけどねぇ。

初音ミクのディーヴァはやっと全曲オープン! いきなりEDになるのね、しかも隅に居るはちゅねが動かせる、飛ぶ!
モジュール解禁や、まだ1度しかプレイしてない曲もあるけれど、弟に本体返さなければいけなかったので、またおあずけ…

PWは、なんだかひたすらテンポが若干悪めの (逐一ロードが入ってからキャラが話したり動く) 会話がひたすら続いて単調な感じ、
様々な衣装も、突然始まる魔法使用シーンでしかその衣装に着替えないし(あくまで魔女時の服らしい)、
通常は勝手に私服着てるからあんまり見栄えしないなぁ。 話も百合ッぽいというよりは本当に小学生の会話やイベントって感じですねー。
DSのピンキーストリートは会話でもアングルや演出こっててボイスなくても楽しかったし、着替えた服のまま過ごせるから良かった。
あんな風には出来なかったのかなぁ…。

ヘルシング最新OVAは、えぇー、いいとこなのにここで引きかいな!
やっぱりゾーリン戦は45分ではおさまりきらないかー、セラスの覚醒シーンを丁寧にいれるなら仕方ないかもねー。

キッズステーションでミンキーモモ始まりました。
30周年で色々動いてましたが海モモも開始かぁ、DS配信では空モモやってたみたいですけど、
実は幼い頃、再放送で飛び飛びに見てたときがあったんですよね、2人のモモが出会う話を偶然見て、1期と2期があることを知りました。
またじっくり見る機会がくるとはねー。 ていうか、どっちのモモの話も不条理なラストなんですけどねぇ…
でもあのデザイン自体はやはり可愛いしグッと来るのよねん。 ええ話で終わらしてくれる3期は始まりませんか…?

自分のPSP本体がないのでミクが進められないのが歯がゆいけど、
今月のゲームのお買い物は、PS2の仮面ライダー クライマックスヒーローズ、 NUGA-CEL!の2本です。
とりあえず楽しみにしてた別のゲームが出来るので、まぁよしとしましょ。 PSPのお金もためないとナァ〜。
ライダーはディケイドもRXの世界が本当に大満足!! 映画がマジで楽しみだす


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