2003.5.15
『たまにはイジワル、おんぷちゃん』

私の描くおんぷちゃんは小悪魔というより普通の良い子
ついつい、そんな感じになるけれど、たまには本来の彼女らしさもね
と、思って描いたけど…、いつも通りももちゃんに構って貰いたいだけの彼女に(笑)


『あら、降り出したわね・・・』
おんぷちゃんはホットココアを淹れながら外を見て呟きました。

とっとっとっとっとっと・・・・

階段を上っておんぷちゃんは自分とももちゃんの二人部屋へ入ります。
いつもなら部屋の中では愛しのももちゃんが待っていて
『わ〜い、ココアだ。待ってました〜♪』
なんていって出迎えてくれるのですが、今日は彼女は一人でお出かけ。
いつも一緒な二人だけど、私用でこんな事だってもちろんあるのですが…

ザアアアアアア・・・・

『静かだわ・・・・。まぁ、たまにはこういうのもいいか。でも、ちょっと・・・ねぇ』
おんぷちゃんは、そんなことを考え一人ソファに座ってココアを飲みます。
『ふふふっ、ももちゃん傘持っていかなかったし。そろそろかしら?』
すると、着信音が鳴り、窓ワクさんが通信状態に入りました。
ノッチョの街を旅したときに買ったインテリアグッズです。
“おんぷさん、ももこさんからメッセージですよ”

『来た来たっ♪ よ〜し、ちょっと困らせてあ〜げよっと♪』



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