2005.1.8
『静かな甘さのティータイム』
やっぱり女の子だけのおしゃれなお茶の時間は絵になるなぁ♪
きゃあきゃあ騒ぎ立てるようなお茶よりも、こうしてのんびりと静かに、
でもお互いに居心地よくって互いに見つめあって、とろぉんとなってきて・・・
妄想全開ですが、こんな時間のすごし方の方が私は好き。なんて甘い世界なんでしょう。
この絵の三人の表情は話ぴったりに描けて、とても気に入っています。
しゅん しゅん・・・そろそろお湯が沸く頃やな 本を片手にポットの前に立っていた私は、暖めていたカップを手に取り 紅茶雑貨屋で仕入れたばかりのお茶を淹れ始める。 コポポ… とお茶の注がれる音 ちっちっち… と時計の音 この家を漂う音はこのふたつだけ おんもも二人は旅に、ぽっぷちゃんとはづきちゃんは買い物に みんながおったらまだ少しは賑やかなんやろーけど・・・ さっきまでドタバタしてたのが急に静かになったなぁ 『ホンマに、ハナちゃんって中身はちっちゃいまんまなんやなぁ』 そう呟いて、私は笑う。 それにしてもあんなふうに手際よくハナちゃんを寝かしつけて 昔と比べると、だいぶ母親らしさが板についてきたなぁ、どれみちゃん あいこ『どれみちゃん、お茶が入ったで』 どれみ『待ってました、あいちゃん!』 あいこ『しぃーっ、ハナちゃん起きるやんか』 どれみ『あぁ、ごめんごめん』 ハナちゃんはどれみちゃんの腕に抱かれて眠ってる どれみちゃんは色んな壁乗り越えて、今じゃ立派なハナちゃんのママ 壁跳び越しすぎて、今じゃすっかり親バカやねんけど あいこ『さっきまであんなに元気にさわいどったのに』 どれみ『すっかり疲れておねむだよ。見て〜、この天使の寝顔♪』 あいこ『まったく ・・・はいよ、親バカさん』 どれみ『うぃ、さんきぅ♪ あいちゃん』 ハナちゃんは寝息を立てて静かに眠る 二人でゆっくりとお茶を飲む午後のひと時 のんびり まったり 素敵な時間・・・ |