2007.2.1
『不思議チョコのバレンタイン』
久々のおんもも作品ですが、もうなんというか・・・(笑)
どうしてこんな、あんまぁ〜いお菓子のような世界ばっかりになるのでしょ。
ちなみに2枚目の絵は、昔の本のおまけページ絵から持ってきたもの。
他のキャラとの日常や、旅先でのひとコマなども
またちゃんと描きますからね(笑)



先日、オーリィの街を旅したももちゃん達
そこではカカオに良く似た『カデ豆』という特産物があります。
不思議な力を備えており、カカオと同様に扱えるということから
それに目をつけたももちゃんは、早速購入!!
どれみちゃん達と皆で住んでいる、お馴染みのお屋敷に戻るなり
手作りチョコを作り始めました。
贈る相手はもちろん・・・♪

そして、チョコの完成したその夜




カデ豆とは、
食べた人が感じた甘みが、幻影ですが形となって現れるという
甘味を視覚化する力を持つ豆でした。
何が現れるかは人の感じ方だけ形があるので、まさに十人十色
おんぷちゃんは綺麗なお花畑が周りに広がりました。
おんぷちゃんは大喜びで一つ目のチョコを食べてしまいました。

『じゃあ、せっかくだから次は二人で食べよっ!』
『わぁ、ありがとう!』
『はい、ももちゃん、あーんっ』
『あ〜ん…』

はてさて、二人で同時にチョコを食べると・・・?





『わぁ、きれ〜い!!』
『ふたりでひとつの翼かぁ、あと苺畑♪』
おんぷちゃんにももちゃん、二人の甘さまで加わって、なんとも甘い空間が広がりました。
「なんだかいい雰囲気ね・・・」
「そ、そうだね・・・」

きゅっと抱きしめあって
翼に包まれて
そのぬくもりから
チョコの口どけと
心のとけあいが
かさなって
だいすきなひととの夜はふけてゆくのでした・・・w





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