2006.2.24
『精霊の詩:チェル2』


地の精霊らしいところをまったく描いていなかったので急遽製作(笑)
いえ、最初からこういう仕事をしてるって設定はあったのですけどね、本当だってば。


太陽をスピーカー代わりにして
私の歌声は私の大地中に降り注ぎます
もうすぐ春だよ、と
目覚めの歌を歌うのです。
遠くで仲間の声も聞こえてきました
段々ハミングになり沢山の声が重なります
重なって ひとつ 詩が ひとつ
それ以外は何も無くて しずか
大地中に染み渡れば
きっとアナタも感じるはず

そして私は歌います
つぎの詩を
つづきの詩を

長き永き冬も次へと変わる
四季は永遠の続き行く歌なのです

この地も冬から春へ変わる時です
季節の精が再び移り渡る時期です
だから歓迎の準備が必要なのです
この大地が春の精を迎える準備が

だから私は歌います
つぎの詩を
つづきの詩を




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