■『モモとカービィ』 第7話


■集う仲間たち
次の日、打倒ダークマターと旅立つモモとカービィ
それにリック・カイン・クーの3匹のお供。

3匹の・・・お供・・・??

モモはその状況にあるデジャヴを感じる
どうも昔、自分にも3匹の仲間がいたような・・・でも、影しか思い出せない上に
なぜか2パターンの3匹がうつるのだ。これはどういうこと???

と、いけない、いけない! 今は昨日メタナイトが言ったように、ダークマターを止めなくては

いち早くダークマターの気配に気付いていたメタナイトは、
デデデの身体を乗っ取った犯人:ダークマターの目的と行き先をモモたちに告げた。
プププランドはるか上空にある浮き島、虹の島々。
そこには永遠の虹がかかり、プププランドを照らす光として、また加護の光として機能している。
また言い伝えには『虹の剣』と呼ばれる宝が眠っているらしいという噂も…

ダークマターは暗黒の存在、光あふれるこの星では身体がなじむまで満足に動けない
(それでもモモとカービィが歯が立たない強さ)
その間の器としてデデデに乗り移ったわけだが、奴の狙いはその『虹の剣』。
今は洗脳したデデデの家来たちに捜索させているが、自分の身体が自由になり次第、
自らも剣探しに乗り出すつもりだと言う。

ダークマターはその自ら持つ邪剣と、対の力を持つ虹の剣、両方を手中に収め、
メタナイトの探している『宝剣』以上のパワーを手にいれ、この世界を破壊するつもりなのだ。

タイムリミットは奴が実体化する時 それまでに虹の剣をこちらが手に入れれば対抗できるだろう・・・というのがメタナイトの見解である。


■メタナイツ
メタナイトの部下であり側近、メタナイツ達。
かつてハルバード事件でモモとカービィは敵対していた相手だったが、
色々あり今は少なくとも敵ではない。
宝剣探しを優先するメタナイトは、メイスナイト・アックスナイトに今回の件を託す
そしてまず用意したのがメタナイツ特性の特大大砲だった。
虹の島々ははるか上空にあり、ふつうに飛んで楽に行ける場所ではない
しかもダークマターはカービィたちの愛用しているワープスターをはじめ、
プププランドにあるすべてのスターを虹の島まで運び、カービィたちの邪魔が入らないようにしていたのだった。
そこでこの巨大大砲で虹の島を目指すことになったのだ。
合流するメタナイツとカービィたち、1度刃を交えた相手同士、共通の敵に立ち向かうには心強い仲間だった。
・・・なんだか妙な気を起こしているものが約一名いたが。

大砲を前にぽつり ありがとう とつぶやくモモ
実は昨日のダークマターとの戦いの後、目覚めたモモはメタナイトとある会話を
かわしていたのだった・・・

(つづく)

・ハルバード事件
星のカービィSDXで、メタナイトは戦艦ハルバードによるプププランド征服をもくろむ
実際はカービィの活躍により戦艦が飛び立った数時間後には艦も完全破壊され、
プププランドには被害も出ることなく済む。
今回はこの話の後ということになり少々アレンジも加えている、それは後ほど。







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